不動産担保ローンへ借り換えする時のメリット・デメリットを解説!
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「不動産担保ローンを利用したいけれど自宅しかない…」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?
実は、自宅しかなくても不動産担保ローンは利用できるうえに、借り方も決して難しくありません。
そこで、今回は不動産担保ローンで「自宅」を担保とする場合の、「借り方」「注意点」をご紹介します。
自宅を担保に不動産担保ローンを利用する前に、「総量規制」について知っておく必要があります。
総量規制とは、2010年6月に施行された法律のことで、お金を貸す際に「契約者本人の収入(年収など)の3分の1を貸し付け上限とする」という法律です。
つまり、仮に年収が300万円である場合は、100万円までお金を借りることができます。
しかし、ローン関連すべてが総量規制の対象となるわけではありません。例えば「不動産の購入」「自動車の購入」「高額な療養費」などでの貸し付けでは、総量規制が対象外となります。

不動産担保ローンで自宅を担保にする場合「総量規制」の対象になることを頭に入れておきましょう。
なぜなら、基本的に「生計を維持するために必要なもの」を担保とする場合、総量規制の対象となるからです。
自宅(居宅)は生計を維持するために必要なもののため、総量規制の対象になります。
ちなみに、自宅以外の別荘や土地(駐車場など)、家賃収入を得ている不動産などを担保とする場合は総量規制の対象外です。
不動産担保ローンを利用するにあたり「自宅しかない」場合は、まず利用する金融会社の審査を通過する必要があります。その後に総量規制に則った上限額を把握し、借入金額を決定します。
不動産担保ローンで提供する建物が自宅であったとしても、借り方が他のケースと大きく異なることはありません。
まずは、不動産担保ローンを取り扱っている金融会社に連絡し、融資を受けたい要旨を伝えてください。

不動産担保ローンで自宅を提供するにあたり、いくつか注意点があります。
どのような注意点があるのか、以下をご覧ください。
不動産担保ローンで自宅を提供する場合、融資額は総量規制だけで決定してはいけません。
例えば、借り入れの上限金額が500万円だからと融資額を安易に500万円で設定するのは危険です。
仮に500万円まで借りられるとしても、その500万円が返せる額であるかは別です。いざ支払いがスタートしてから「やっぱり返済できない」といった事態に陥ってしまうリスクがあります。
融資額を決める際には、必ず「返せる額」を設定しましょう。
現時点で総量規制の対象となるローンを他に利用している場合、不動産担保ローンでの融資額が低くなるため注意してください。
総量規制に基づいて設定された上限額は、すべてのローンをまとめた額なのです。そのため、上限額が300万円である中、すでに他ローンで200万円借りている場合は、不動産担保ローンで借りられる融資額は100万円が上限となります。
不動産担保ローンは自宅しかなくても利用が可能です。そのうえ、手続きや審査が複雑になることもありませんので、比較的敷居の低いローンといえるでしょう。
とはいえ、一方で「注意点」もありますので、利用を検討しているのであれば、本ページでご紹介した内容を理解しておく必要があります。
現在、不動産担保ローンの利用を検討している方は、総量規制について理解を深めるなどして、慎重に判断してください。
以上が不動産担保ローンの一般的な説明ですが、アビックの不動産担保ローンではもっと柔軟に対応しています。詳細は下記ボタンからご覧ください。

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