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不‌動‌産‌を‌担‌保‌に‌ロー‌ン‌の‌借‌り‌換‌え‌を‌考‌え‌る‌際‌の‌注‌意‌点‌を‌解‌説‌

不動産担保
不動産を担保にして、現在利用しているローンの借り換えをする方法があります。すでに返済を開始しているローンを一括で返済し、別のローンに借り換える方法です。負担を軽減できる可能性のある便利な方法ですが、内容を理解して検討しなければいけません。大きなメリットがあるからこそ、注意点を理解し、有効活用できる情報を解説していきます。

不動産を担保にして借り換えすることのメリット

不動産を担保にして借り換えする場合、いくつかのメリットが考えられます。どんなメリットがあるのか理解を深めることがスタートとなるでしょう。

借り換えるときに金利差を利用できる

ローンには必ず金利が掛かります。この借り換え前と借り換え後の金利を比較した場合、差が大きくなればなるほど、メリットが生まれるのです。
返済期間がどちらも同じ設定だった場合、金利が低いほうが返済額は少なくなります。1回の返済負担が軽減できるのもメリットになるでしょう。同じ金額を返済するとしたら、浮いた分をプールし繰上げ返済を利用して、最終的な返済期間を短くする方法も取れます。それだけ金利は大きな影響を与えるため、注目しておかなければいけないポイントです。

借り換え前のローンが無担保だった場合には、不動産を担保にしてローンを組むとかなりの金利差がつくケースも出てきます。特に高額な融資を受けていると、わずかな金利でも大きな差がつくからです。

複数の借り入れをひとつにまとめ負担軽減

複数のローンをひとつにまとめて借り換える方法もあります。複数のローンになると、返済も複数発生し、合計すると大きな負担に代わっているケースも少なくありません。返済日も異なっていれば、手間も増えてしまいます。

不動産を担保にローンの借り換えをする場合、無担保に比べて大きな金額設定ができます。これが複数のローンをまとめやすい条件です。ひとつにまとめてしまえば、返済日は1つになり手間が減ります。毎月の返済金額も大幅に減らせる可能性が出てくるのがメリットです。

ただし、返済金額が少なくなる代わりに、金利の条件によっては返済期間が延びる可能性が出てきます。最終的な返済金額と合わせて計画を立てることが必要です。

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借入金額に変更が掛けられる可能性

不動産を担保にすることで、借入金額の設定自体を変えられる可能性が出てきます。無担保では借入人の信用情報が頼りですが、不動産を担保にすることで与信に大きな影響を与えるのです。
事業資金をプラスしたい時などは、不動産を担保にすると有利に働きます。返済計画や不動産の価値によって、資金調達をプラスできる可能性もあるのです。
これも不動産の状況により変化しますが、それだけ柔軟な計画が立てられるのは、大きなメリットでしょう。

不動産を担保にした借り換えの注意点

不動産を担保にする借り換えは、多くのメリットがありますが、伴ってデメリットも出てきます。このデメリットが大きな影響にならないなら、借り換えのメリットを最大限生かせるでしょう。
まずはどんなデメリットがあるのか理解しておくことが大切なのです。

新たに諸費用が必要

ローンや融資を受ける場合、手数料がかかる場合があります。不動産を担保にするケースも例外ではありません。さまざまな書類の作成や不動産の担保価値の確認、抵当権の登記費用など、どうしても費用が発生するのです。

さらに借り換え前のローンを繰上げ返済する場合、手数料が必要なケースもあります。
借入金額によっても違いが出てきますが、事前にどの程度の費用が掛かるのか注意しなければいけません。あまりに大きな諸費用が掛かると、返済の負担が大きくなりメリットが生かせなくなるのです。
借り換えの金融機関で相談し確認すれば、ある程度の金額の予想がつきます。現在の状況と比較して、どちらがメリットがあるかはっきりさせることがポイントです。

契約まで時間がかかる

無担保ローンでは、即日融資も多くありますが、不動産を担保にする借り換えの場合には、審査だけではなく、不動産関係の書類も必要です。
融資実行までにかかる時間も長く、手続きの数も増えてきます。自分で用意しなければいけない書類も出てくるため、準備を含め契約まで余裕を持った計画が必要です。

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担保が処分される可能性

担保として不動産を入れる以上、借り換えしたのちに返済できない場合は処分の可能性が出てきます。融資する際のリスクを減らすのが、不動産を担保にする理由です。
金利や借入金額などを有利にできる一方で、計画がうまくかなかった時も想定する必要があります。もちろん、返済計画に問題がなければ、処分されることはありません。

借り換えを検討する前に

不動産を担保にする方法はとても有効ですが、様々な注意点が残っています。事前に確認できることもありますし、返済計画にかかわる部分も注意しておかなければいけません。

抵当権の設定

不動産を担保にする場合、他の抵当権がついているか確認しなければいけません。抵当権がついていると、残った金額が思っているより少ないケースも出てきます。目標の金額に届かない場合も出てくるのです。
抵当権は書類上の問題であり、不動産を見ただけで判断できない部分です。相続したときなど思ってもいない抵当権が残っている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

繰上げ返済するときの手数料

どんな借り入れでも調べておくべき情報として、繰上げ返済にかかわる手数料があります。不動産を担保にする場合には、返済負担の軽減ができるなどのメリットが生まれるため、余裕ができるはずです。この余裕をうまく使い、繰上げ返済するのも大事な方法といえます。
返済計画としても大きな価値が生まれますが、手数料によってはタイミングも考えなければいけないでしょう。

ローンの返済が終わったのちには、抵当権の抹消手続きも必要です。司法書士に依頼するのが一般的ですが、ここでも手数料が発生するのを忘れてはいけません。5万円程度見ておけば間違いありませんが、繰上げ返済に追加して検討するべき金額です。

手数料を見逃してしまうと、返済計画に狂いが生じます。いざ返済できる準備ができてから知ったとしたら、手遅れになる部分もあるでしょう。繰上げ返済の手数料が無料の場合には、返済計画に幅が出てきます。不動産を担保にして借り換えするメリットを生かすためにも、しっかりとした理解が必要です。

不動産を担保にしてローンの借り換えをお勧めできる人

不動産を担保にしての借り換えを検討するべき人もたくさんいます。その代表例を知ると、現状を改善できるきっかけになるでしょう。

返済負担を軽減したい人

金利は常に変動しています。借り入れのときに固定金利にしてしまい、現在のような低金利時代が来ると思わなかった人も多いでしょう。住宅ローンでよくあるケースです。借り換えれば、現在の金利レベルに合わせることができます。
毎月の返済負担を減らしたり、最終的な返済金額を抑えることができるのです。そのため正確な金利計算が必要になります。

リスケジュールでも返済が難しい人

現在のようなコロナ禍を含む社会状況で、いったん返済の猶予を願い出るケースが増えました。この期間が終了し、返済金額が増えてしまうケースも出てきます。こういった状況を先読みして、不動産を担保にして借り換えを進めるのは有効です。
毎月の返済額も抑えられる可能性があり、余裕を持った計画も立てられるかもしれません。

相続した場合

不動産を相続するケースでは、相続税や贈与税がかかります。しかし、不動産は処分したくない場合もあるでしょう。その場合、無担保の借り入れを利用しているケースがあります。不動産を担保にしたほうが、金利も低く設定されやすいのは確かです。
長期の返済を考えると、無担保から借り換えた方が、将来的な負担は大幅に少なくなります。

不動産を担保にして借り換えを考えるなら


不動産を担保にするのは、借りる側にも大きなメリットが生まれます。特に金利を抑え返済負担が少なくできるのは、なによりも大きなポイントです。抵当権や手数料といったところも知っていれば、自分に合った商品や選択肢を見つけられます。
返済負担を軽くするなど大きなメリットが生まれてくるため、しっかり理解して利用しましょう。

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